1本の管
人間は脳ミソで生きてるように見えて、実は腸で生きてます。
人間の本性は、脳ではなく、口から肛門までの、1本の管です。
管が生きるために栄養を摂る、そのための脳ミソであり、心臓であり、手足です。
馬(筋肉)と馬車(骨)が身体で、手綱を持つ従者が脳ミソで、馬車の中の主は腸でありDNAです。
脳は、社会的に食糧を得たり、身体のメンテナンスをするための計算器であり、データバンクです。
日々、あーだこーだ考える意識は、副産物として生まれたに過ぎないのでしょう。
だから、悩みすぎて生きるのが嫌だー、となるのは、平社員が大企業の行く末を悲観して爆弾しかけたろかー、ってくらい、イタイ勘違いだと思います。
忘れてはなりません。脳ミソは平社員です。
脳ミソが苦痛にさいなまれているなら、それは生きる上でなにかをモーレツに間違えているからだ、と、私は思います。
平社員の脳ミソの都合に振り回されているからだ、と思います。
社長の腸は、すべてを信じ、命を預け、舵取りを脳ミソに任せています。
その責任を、脳ミソは忘れてはなりません。
一番偉そうに見えても、脳ミソは現場の平社員(まぁせいぜい係長)なのですから。