心の死活問題
ゴーストライダーの必殺技に「贖罪の目」(ペナンス・ステア)というのがある。
「俺の目を見ろ!」と、自分の眼窩の奥に燃え立つ地獄の炎を見つめさせることで、その者が犯した過去の罪をよみがえらせ、それによって他者が受けた苦痛を一気に味わわせ魂を業火で焼き尽くす。
人の怒りや憎しみ、悲しみなどのマイナスな感情も、無意識下にオリのように沈んで溜まり、
地殻のヒビからガスやマグマが噴出するのと同じように、ストレスなどで手薄になった表層意識の隙間から「得体の知れぬ不安感、焦燥感」となってガンガン噴き出す。
だから、溜め込まずに小出しにするか、プラスに言い換えたり考え直したりしながら徹底的に忘れてしまうのがいい。
できれば、とか、できるだけ、などの問題ではない。
やるのだ。自分自身の心を守るために。
これはハッキリ言って、メンタルの死活問題だ。
メンタルの不調は、薬では治らない。薬は症状をとりあえず緩和するだけ。医者をホクホクさせるだけなのだ。